ABOUT US no.21 【家づくりの流れ vol.5】住宅ローン編:契約後、融資の実行はいつになる?2022.01.28

こんにちは!D-worksです。
【家づくりの流れ vol.3】【vol.4】と連載で住宅ローンの流れや、上手な金融機関選びなどについてお話ししてきました。
本日は、住宅ローン編の最終回。本審査に通って契約が完了した後の融資実行日の注意点などについて詳しくご説明します。

◆「融資実行日」は、住宅購入の決済日と合わせること

住宅ローンの本審査に通ったら契約へと進み、金融機関と「金銭消費賃借契約」を結びます。
この時に注意したいのが、融資を実行する日程。融資実行日を住宅の購入代金の決済日と同じ日にしておかないとなりません。

もしも融資実行日が決済日と異なる場合には、手持ちの現金を当てるか、「つなぎ融資」を利用して支払いを行います。

つなぎ融資とは、住宅購入の支払いに、ローンの融資が間に合わない場合に利用できるものですが、注文住宅の購入でも、つなぎ融資を利用することになります。なぜそうなるのでしょう?

◆建売住宅と注文住宅で異なる住宅ローンの支払いタイミング

住宅ローンは、原則として「契約者本人またはその家族が居住する、完成した住宅(新築または中古)」を購入するために利用するもので、土地や、賃貸物件を購入するなどの場合には利用できません。

では、「完成していない注文住宅」は、どうなるのでしょう?

建売住宅は、決済日に物件の代金を一括で支払いますが、注文住宅の支払いは数度に分けて行われます。
当社の場合は、以下のような流れとなります。

お支払い1回目(建物・工事請負契約時):着手金として30%
お支払い2回目(上棟式):中間金40%
お支払い3回目(竣工・お引き渡し時):最終金30%

1回目と2回目のお支払い時には家が完成していないため、融資金はおりません。つなぎ融資(もしくは住宅ローン分割融資)を利用して支払うことになります。

融資の実行は、家が完成してお客さまへのお引き渡し時に行う最終のお支払い時になります(ローン融資でつなぎ融資分を精算し、以降は契約期間へローン返済を行う)。

つなぎ融資または住宅ローンの分割融資のどちらを利用するかの検討もお手伝いします。不明なことがあればお気軽にお尋ねください。

お支払いの流れの詳細については、以下のページでもご紹介しています。
>D-worksの家づくりの流れ

 

 

◆土地と住宅は、同時購入してローンを一本化させるのがベスト

住宅ローンは土地購入の代金支払いには利用できないとお伝えしました。
しかしそれでは、土地代金と住宅代金のローンを別々に組んで、二本立てで支払うことになってしまいます。

この問題を回避するには、土地と住宅を同じタイミングで見つけること。
資金計画の段階で土地代金と住宅代金の総額を概算で算出し、事前審査を申し込むのです。こうすることで、住宅ローンを一本化できます。

住宅ローンの制度は非常に複雑で、インターネットで調べても分かりにくいことがたくさん出てくるかもしれません。
分からないことが増えると不安になりますから、気になることは、なんでも担当者に聞いていただければと思います。

当社は不動産会社として、常に最新の土地情報をキャッチしていますので、ご希望の条件にぴったりな土地のご紹介もいたします!

 

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