LIFE no.102 住宅ローンが心配?もしもの時の安心「団信ローン」とは2022.11.22

こんにちは!D-worksです。
住宅ローンを組む際、将来への不安を感じる方もいらっしゃいます。
安心をプラスするためにおススメできるのが「団信」という生命保険です。

 

◆「団体信用生命保険」、略して「団信」

団信とは略語で、正式名称は「団体信用生命保険」となり、住宅ローンを契約する金融機関で申し込める生命保険になります。

 

ざっくりと説明すると、「住宅ローンの契約者に万が一のことがあった場合に、家族に家を残すことができる」内容というもの。

 

もしもの時とは、契約者の死亡または高度障害状態を指し、保険金を残りの返済に充てて完済する制度です。

 

民間の金融機関では一般的に加入必須となっているため、住宅ローン申込時に詳しい説明を聞いておきましょう。

 

必須ではないのはフラット35(独立行政法人住宅金融支援機構)。
こちらは任意加入となっています。

 

◆一般的な生命保険との違い。追加の保険料はなく、安心だけを付帯できる

加入が必須と聞いて、毎月の支払いが高くなるのではと心配になったかもしれませんが、一般的には追加料金は発生しません。
住宅ローンの金利の中に、団信の保険料が組み込まれる形になります。

 

通常の生命保険では、年齢や性別によって保険料が変わりますが、そういったこともありません。
契約期間は、住宅ローンの返済期間と重なります。
完済と同時に契約が自動的に終了しますので、その後の支払いも必要ありません。

 

一般の生命保険との大きな違いはもうひとつ。
保険料の支払いは、住宅ローン契約者に対してではなく、住宅ローンを契約している金融機関に対して行われます。

 

金融機関は受け取った保険料で残債を支払い、そこで完済となるのですね。
家族は家を失うことなく生活を続けられるので、大きな安心が得られるのではないでしょうか。

 

死亡や高度障害以外の疾病に対応する特約付きの団信もあり、金融機関によって用意されている内容や種類が異なるので、住宅ローンを選ぶ際には、団信の内容も含めて検討してみると良いでしょう。

 

比較検討が難しいと感じたら、金融機関のホームページをチェックしてみましょう。
おおよその金融機関では、団信や住宅ローンについての説明を、自行のホームページに掲載しています。

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