ABOUT US no.19 【家づくりの流れ vol.3】住宅ローン編:上手な予算の立て方と、申込先の選び方2022.01.26

こんにちは!D-worksです。
住宅を購入する際に頭を悩ませるのが、予算です。
本日は、「住宅ローンはいくらまでなら組めるのか」「申し込む金融機関はどこを選べば良いのか」など、購入予算の考え方についてのお話しです。

◆住宅ローンは「いくらまで借りられる」ではなく「毎月払える額」で考える

住宅ローンの予算を考えるときに押さえたいポイントは、「毎月無理なく払える金額」です。

つい「借り入れできる上限額」を軸に考えたくなりますが、返済できる額いっぱいいっぱいで組むと、急な出費があったときに生活が苦しくなるかもしれません。

返済可能額を割り出せる簡単な計算式をご紹介しましょう。

 手取り年収
−   年間の生活費(住居費を除く)
−   住宅購入後にかかる年間維持費
−           年間の貯蓄額
—————————————–
       = 年間の返済可能額

上記の計算で出た返済可能額が、一年で返済できるおおよその額となります。
その額から、ボーナス払い分を引いた残りを12等分した額が、毎月の返済可能額となります(金融機関によってボーナス払いができる割合が異なります)。

お一人の方の年収で足りないなと感じられる場合は、夫婦や親子などで収支を合算し、住宅ローンの借入可能額を増やす方法もあります。その場合は合算した年収を手取り年収の部分に入れて計算してください。

ただ、この式で出せるのは、あくまで今の生活状況で考えられる額。将来的に発生するであろう子どもの進学・独立などライフイベントごとにかかる費用も含めて検討し、より現実的な額を算出したいなら、ファイナンシャルプランナーにアドバイスを求めてみてはいかがでしょうか。

◆金融機関によって審査基準や金利が異なる。プロのアドバイスをよく聞こう!

住宅ローンを利用するには、事前審査と本審査の2回に分けた審査をパスする必要があります。
気をつけたいのは、金融機関ごとに審査の基準が異なる点、そして、事前審査でパスしても、本審査で落ちる場合がある点です。

都市銀行や地方銀行、信用金庫、そしてネットバンクなど、住宅ローンを扱っている銀行は多いのですが、厳しめの基準を設けている金融機関もあることを知っておきましょう。

金利も各金融機関で異なりますから、少々面倒ではありますが、最新の情報を集めて比較検討することが、支払い総額を抑えるには非常に重要です。

例えば、2022年は住宅ローン減税の見直しが予定されていて、昨年度までの減税内容が適用されません。
確実な控除内容を確認し、最適な金融機関を選ぶためにも、ファイナンシャルプランナーの存在は頼りになります。

数十年にわたって毎月それなりの額を払い続けることになるわけですから、予算組みはしっかり行っておいて損はありません。

当社でも、お客さまのご要望を伺って、プロのファイナンシャルプランナーを招いてのライフプランニングを行っております。安心してご相談ください。

【家づくりの流れ vol.1】はこちら

【家づくりの流れ vol.2】はこちら

一覧へ戻る