WORK no.55 草津市O様邸 [前編]  ナチュラルさとカッコ良さが融合した美しい住まい2022.05.26

こんにちは!D-worksです。
一見、相入れないように感じられる「ナチュラル」と「カッコ良さ」を、とてもバランス良く融合させたお家が完成しました♪
本日ご紹介するのは、草津市で念願の平屋を建てられたO様ご家族の住まいです。

 

 

◆平屋でも2階建ての感覚。ロフト使いで空間をプラス!

 

 

平屋なのに階段?!
意外なこの間取りは、これから平屋を建てたいと考えている全ての人に参考にしていただきたいステキなアイディアです!

 

O様からのオーダーは、たった二つでした。そのひとつは、「平屋であること」。そこで、平屋の良さを倍に膨らませるようなアイディアを提案させていただきました。

 

 

屋内がより広く見えるよう、リビング部分に勾配天井を採用。
ロフトを下から見えない高さに設置することで、ほど良くクローズドなプライベートスペースをプラスすることができました。

 

真横から見ると、モノトーンのグラデーションがアート作品のようですね♪

 

スケルトン階段の壁はテレビボード一体型で、おしゃれ+実用の優れもの。壁の高さを低くしたことで、吹き抜けのような解放感を損ねることもありません。

 

 

「色は黒が好き」というO様からのもうひとつのオーダーが、「黒ガルバリウムのカッコ良い外観」でした。

 

外観にしっかり黒を使ったため、室内はしつこくなりすぎないように、ホワイトや薄めのグレー・ベージュをあしらって、「大人っぽく」「飽きの来ない空間」を意識して雰囲気を整えています。

 

 

ダウンライトの明かりが壁に映えてステキですね。
薄いグレーは、太陽の光では青みがかったニュアンスを、白色系のライトを当てると、ベージュに近いニュアンスを醸し出して、昼と夜とで異なる雰囲気を楽しめます♪

 

◆室内の黒は、インテリアを引き立たせるようアクセント使いを

 

 

O様の大好きな黒は、インテリアを引き締めるように、「ここ!」という箇所に配置しました。

 

階段に使っているアイアンの手すりや、サッシ、建具、ダウンライトなどにポイント使いをすることで、室内の雰囲気をキュッと引き締めます。

 

 

黒などの強い色をアクセントとして使うときには、面でなく点で使うのが上級テクニックなのですが、O様邸ではフルハイト×枠なしのドアにも用いています。

 

 

キッチン奥の、ブラックのフルハイトドア。シャープなイメージで、照明やキッチンカウンターととても調和していますね♪

 

ドアは思い切って天井までの高さがあるものを。一般的なドアよりも、むしろ空間をスッキリと広く見せる効果が期待できます。

 

リビングの隣には、畳コーナーを作りました。
畳もグレーのグラデーションに。収納をフロートタイプにすることで色の重みを緩和させています。

 

 

床や天井のナチュラルなテイストと、クールさを感じさせるモノトーンのグラデーションが見事です。

 

好きな色に合わせてデザインを整えるのも、家づくりにとっては正解といえる考え方。
絶対に使いたい色があったら、お打ち合わせでどんどん聞かせてくださいね♪

 

O様邸の[後編]では、キッチンを中心とした家事動線の工夫をたっぷりとご紹介します。お楽しみに!

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