LIFE no.73 【家づくりのヒント:照明選び】体のリズムを邪魔しない明かりづくり2022.08.04

こんにちは!D-worksです。
体のリズムを大切にすると、睡眠の質が良くなると言われています。
D-worksの家づくりでも、調光できる照明を取り入れたり、寝室のライトの数や位置を調整したりと、リラックスタイムを邪魔しない明かりの工夫を取り入れています。
本日は、目覚めや睡眠の邪魔にならない照明の選び方をご紹介しましょう♪

 

◆暖色系の照明と蛍光灯をバランス良く取り入れよう

(画像は全て「宇治住宅展示場」)

 

この頃では、「健康照明」という言葉も使われているくらい、照明が体に与える影響がクローズアップされるようになりました。

 

というのも、日本は世界でも有数の「睡眠時間が足りていない国」。
なぜそうなったのか?を探ってみると、照明の色や光の強さが睡眠のリズムに影響を及ぼす要因のひとつであることが分かってきたのです。

 

そこで、体に負担をかけすぎない照明のニーズが高まり、蛍光灯の生活の中に、暖色系の照明をプラスするケースが増えてきました。

 

蛍光灯の灯りが良くないということではありません。
脳は光の刺激によって体のリズムを作り出しているので、覚醒を促す明るい光も必要だからです。

 

大切なのは、1日のリズムに逆らわないように明かりを使い分けること。
蛍光灯と暖色系の照明をバランス良く暮らしに取り込みましょう♪

 

◆「そこで何をするか」に合わせて、照明の種類と位置を決めよう

寝起きが悪い、寝つきが悪いというのは、睡眠のリズムがずれているから。
不眠症治療の中には、毎日一定の時間に朝日や、朝日と同じ波長のライトを浴びて「朝が来た」と脳にシグナルを送って、目覚めのリズムを取り戻す方法があります。

 

照明も、太陽のリズムに合わせるように使うだけで大丈夫。
朝から日没までは蛍光灯で過ごし、日没後には暖色系の照明に切り替える。これだけでも体や脳にかかる負担を軽減できます。

 

夜に仕事や勉強をするために蛍光灯を使うときは、室内全体を明るくするのではなく、デスク用のライトなどを使って手元に光が当て、周囲の光度を下げておきましょう。
終了して蛍光灯を消したとき、体に「夜だ」と認識させてやることで、オンオフのスイッチの切り替えを促すことができますよ。

 

◆調光したいときに手元でコントロールできるシステムが便利

リモコンで明かりの色や強さを調節できるのはとても便利ですね。
さらにもう一歩踏み込んで、スマートフォンと連動させることができるLED照明を採用するご家庭も増えつつあります。

 

常に持ち歩くスマートフォンなら、色も光も、好きなときに手元で変えられてストレスゼロ!
寿命の長いLEDランプなら、取り替えの頻度がかなり抑えられるので、天井に取り付けてメンテなしでもOK。
あとは好きな色を、好きな明るさに設定して楽しむだけです♪

 

夜にはバーカウンターのように使えるキッチンカウンターを採用して、ほんのりとした明かりだけを灯し、おうちバーを堪能するのも素敵なリラックスタイムになりそうですね。

 

照明も含めたインテリアの相談も、どんどんお打ち合わせの際に投げかけてください♪

 

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