LIFE no.75 【良い家を建てる:永く住み継ぐ】将来を見据えた家の建て方2022.08.11

こんにちは!D-worksです。
寿命の短い家を建てては壊す、スクラップ&ビルドの時代は終わりました。
これからは、強くて長持ちする家を建て、大切に住み継ぐ時代です。
本日は、良い家を建てるために押さえておきたいポイントをご紹介しましょう♪

 

◆ポイント1・水まわりを中心とした家事動線

永く暮らせる家は、自宅で過ごす時間が楽しくなるような工夫や、ストレスを感じずに生活ができるアイディアなど、家族の生活に寄り添うようなアレンジが何かしらプラスされているものです。
その中でも、しっかりと手をかけて考えておきたいのが、家事動線だと言えるでしょう。

 

家事動線と言うと、「ああ、家事がちょっとラクになるのね」くらいに思われることもありますが、育児や介護の手間の軽減にもなれば、体調がすぐれない時の負担を減らすこともできる、なかなか侮れないポイントです。

 

ストレスの少ない暮らしのために、家事の中でも特にウエイトの大きい「調理・片付け・洗濯」の3つを、最短距離で済ませられるような動線を組みましょう。
キッチンや洗面、バスルームなどの水まわりがコンパクトにまとまっていれば、最短距離で水仕事を片付けられるようになります。

 

浴室に暖房乾燥機を設置しておけば、脱衣室から洗濯物を抱えてベランダや庭へ行く重労働も省けておすすめ◎

 

誰もが家事に参加できる動線を組んで、家事の分業化も進めて行きましょう♪
動線が短いと、歳を重ねて体が動かしにくくなった時も助かります。

 

◆ポイント2・足もとの不安を減らす

動線と一緒に考えたいのが、足もとの不安を減らしておくこと。
最初にチェックしたいのは段差の数と位置、そして高さです。

 

若くて健康なうちは気にならない段差が、足腰が弱くなる頃になって、暮らしにくさとして浮かび上がってくることはよくあります。
ほんの2ミリほどの段差でつまずいて転倒し、骨折することもあり得るのです。

 

ハイハイを始めた頃の赤ちゃんにとっても、段差は危険。
思っている以上に力強く前進する赤ちゃんは、いつの間にか階段を這い上がっていることもあるくらいです。

 

こういった不安を解消できるのが、フルフラットの床。
段差を限られた部分だけに押さえて、室内全体を全て同じ高さに整えておく。
バリアフリーに通じる考え方です。

 

◆ポイント3・リフォームがラクな部屋割り

お子さまが成長して体格が大きくなっても、独立して夫婦2人の暮らしに戻っても、どんな時でも快適に暮らせる家こそが、永く住み継ぐことのできる家。
家族の成長や変化に合わせて、必要な時にサッとリフォームできる部屋割りにしておきましょう。

 

ポイントは、壁を増やさないこと。
最初からこまごまと部屋を分けてしまうと、使わない部屋が出てきたり、リフォームの際に壁を撤去するだけで大変な工事が必要になったりします。

 

LDKや子ども部屋などは、最初から大きめの空間で整えてみるのはいかがでしょうか。
部屋数が足りなくなったら、壁を立てるだけで1部屋増やせるような作りにしておくのです。

 

壁は、あるものを撤去するよりも、後から立てる方が断然ラク。
部屋の用途によっては腰壁(天井までの高さがない壁)や収納を間仕切りにすることもできます♪

 

いつかはお子さまやお孫さまが住み継ぎ、ご家族を永く守り続ける住まいを目指して。
ご家族の思いを込めた家づくりを、D-worksが丁寧にサポートします。

 

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