LIFE no.82 多世帯同居の、上手な間取りづくり2022.09.08

こんにちは!D-worksです。
本日は、多世帯同居のための上手な間取りポイントを、実例を通してご紹介します♪

 

◆1番のポイントは、水まわりを分けるかどうか


(画像:湖南市岩根 建売住宅)

 

どんなに仲が良いご家族でも、食事の内容や量、食べるタイミングが違うというのは良くあることです。
バスルームや洗面室、トイレを使う時間帯も、重なったり違ったりする日が混ざって行くでしょう。

 

ご家族の人数や家族構成を含めて、頻繁に使う水まわりをどこまで分けるかを考えてみましょう。
女の子がいるご家庭では、思春期になった時のことも考慮しておきたいですね。

 

お互いの暮らしのペースを守りながら同居をしたい時は、親世帯、子・孫世帯それぞれにキッチンとバス・トイレを作るのも良いかもしれません。

 

もしもバスルームや洗面室を共有する際は、トイレは最低でも2つ設置しておくことをおすすめします。

 

全部2つ作るのは難しい!という場合は、親世帯用の部屋を広めにし、室内に小さめのキッチンや手洗い場をつけるアイディアも◎
お茶を淹れるくらいなら室内で足りる気楽さがあり、お友達を呼びやすい間取りになります♪

 

◆わりと気になるのが音のこと。遮音・防音にも配慮を

入浴時やトイレなどの生活音や、足音、テレビの音……。暮らしの中にはいろいろな音があって、好みの音や音量は、世代によって変わります。
それぞれの世帯のスペースの間に廊下を挟む、トイレに防音を施す、など、音が届きにくい工夫をしておきたいところです。

 

吹き抜けはとてもおしゃれですが、音が伝わりやすい特徴があります。
1階と2階で世帯を分ける場合は、音の抜けも考えて、吹き抜けを採用するのか、階段はリビング階段にするのか、廊下に作るのかも検討してみる必要があります。

 

2階建ての場合は、1階の寝室の上にリビングを作らないなどの配慮も必要。
お互いの生活リズムなどをしっかり話し合ったうえで間取りプランを進めて行きましょう。

 

壁に取り付けることができるおしゃれな吸音パネルなども、最近では注目を集めているようです。
隣室の音を和らげることができる防音材を用いる方法もありますから、気になる時は担当者に相談してみてくださいね♪

 

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