LIFE no.70 「揺れに強い家」とは。免震・耐震・制震の違い2022.07.21

こんにちは!D-worksです。
天災に強い家づくりが求められている今、「揺れへの強さ」に種類があることを覚えておくと、家を購入する際にしっかりとチェックができるようになります。
本日は、揺れに強い家の構造についてお話しましょう。

 

◆免震・耐震・制震それぞれの違い

まずは、免震と耐震、制震が、揺れに対してどう家を守るのかを比べてみましょう。

 

・耐震
家の構造部分を強化して揺れに耐えられる力を強めます。
揺れに強い素材を柱や壁に用いる、柱と柱の間に筋交いを入れるなどして構造体を強化します。

 

・免震
建物を地面から離し、その間に揺れを吸収するゴムや、揺れを吸収する機能を持つダンパーと呼ばれる装置を設置。揺れそのものが建物に伝わらないようにして倒壊を防ぐ工法です。

 

・制震
免震に比べると揺れは伝わりやすいのですが、地面の揺れを吸収する仕組みで、地震だけでなくトラックや列車などが家のそばを通る際の揺れなども抑えられます。

 

◆「揺れ」も一種類ではない

揺れに強いと言うと地震を想定しがちですが、実際には台風や嵐などの、建物を横から揺らす強風も想定できます。

 

制震の項目にあるように、道路や線路が近い家では乗り物が通るたびに地面を伝わってくる振動も問題になるでしょう。

揺れに強い構造にはそれぞれの特性があります。
一般的な戸建住宅に多く用いられるのは「耐震」構造
コスト面でも高額になりすぎずに、揺れへの耐性の高い家を造ることできます。
耐震性の最高等級は「3級」。D-worksでも、最高等級の家づくりに力を入れています。

 

最近では制震ダンパーをプラスする家が増えてきました。
D-worksの「選べるセレクト50ポイント」にも、オプションに制震ダンパーが選べるプランをご用意して、お客さまのニーズにお応えしています。

 

地震が起きやすいエリアか、比較的少ないエリアかでも揺れの認識は大きく変わります。
住みたいエリアが決まりましたら、ぜひ、安全な暮らしのために「揺れに強い家づくり」についてもご検討ください。

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