LIFE no.77 【基礎工事の大切さ】家づくりは、確かな工事を行うメーカーに依頼を2022.08.18

こんにちは!D-worksです。
家づくりに向けて、メーカーそれぞれの特徴を比較している方もいらっしゃるでしょう。
検討すべき点はたくさんあると思いますが、家づくりで特に大切な「基礎」についても、ぜひ注目していただきたいと思います。

 

◆地震の多い日本では、揺れに強い基礎が必要

基礎工事は、家の強さを支える大切な部分です。
特に地震大国と言われる日本では、揺れに対する備えが必須。
現在、日本で用いられている基礎工事の種類にどんなものがあるのか見てみましょう。

 

・ベタ基礎
家の床下にあたる部分全体に鉄筋や型枠を設置し、コンクリート打設を行う基礎工事。建物の重さをコンクリート全体に分散させることができ、住宅の多くに採用されている。床下で問題になりがちなシロアリや湿気の問題を開始することが可能。

 

・布基礎
鉄筋を使用せず、家の壁に沿って縦にコンクリート打設を行う工事方法。ベタ基礎に比べて使用するコンクリートの量が少なく、価格を抑えられる点がメリット。しかし長期優良住宅には認定されない。

 

・SRC基礎(逆ベタ基礎・蓄熱床工法)
外周に立ち上がり基礎を作り、内周にH形鋼材と呼ばれる素材を組み込む工法。床下にコンクリートと砂利を敷き詰めるため、シロアリや湿気のリスクを回避できる。地熱をためる構造になるため天然の暖房効果が期待できる。

 

それぞれにメリットとデメリットが異なり、どの工法を採用するかは、土地の状況や予算などに応じて検討することになります。

 

◆耐震等級で、揺れへの強さをチェックしよう

ZEHビルダーとして、高品質な家づくりに取り組んでいるD-worksでは、長期優良住宅として認定される確かな家づくりを前提に基礎工事を決定します。

 

ZEH(ゼッチ)とは、断熱性や気密性などの省エネルギー性能に対して、国が定めた基準を満たしている家にのみ使うことが許される名称です。
長期優良住宅とは、省エネ性能も含め、耐震性やバリアフリー性、劣化対策など細かな認定基準を満たす家。長く安心して住める住宅を増やすための、国の施策のひとつです。

 

これからの家づくりは、間違いのない基礎工事を行う、信頼できる住宅会社に依頼することも、買い手側に求められる行動。とは言っても、基礎のような見えない部分を、どう判断すれば良いのでしょうか?

 

誰でもすぐに分かるのは、「耐震等級」や「長期優良住宅」の文言が入っているかどうかをチェック。明記されていない時は、建築会社の担当者に確認してみましょう。
注文住宅をオーダーする場合は、家の性能への希望をしっかりと伝えることが大切です。

 

耐震等級は1から3まで設定されており、最高レベルは「3」
レベル2は、長期優良住宅として認定された家であることを示します。
レベル3は、避難所として機能できる強さを持つ建物です。
警察署や消防署など、災害時の拠点となる建物は、耐震等級3であることが建築基準法で定められています。

 

さまざまな災害で、命が助かったのに帰る家を失ったケースがたくさんありました。
家はただ住むだけのものでなく、心の拠り所にもなる、大切な場所です。
耐震基準2以上を満たす強い家を選ぶことで、人生そのものに安心をもたらすことができるのではないでしょうか。

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