LIFE no.98 広いリビングを検討する時に考えてみたい、「中庭」の便利さ2022.11.08

こんにちは!D-worksです。
コンパクトな家でもメリットが感じられる間取りアイディアとして、お庭のアレンジをどう決めるかは大切なポイントです。

 

本日は「中庭」の作り方の一例をご紹介しましょう!

 

◆外の視線を気にせず解放的に過ごすために、クローズドな中庭を

中庭は、通常の庭と比べてクローズド感があるのが特徴です。
例えば道路に面して庭を作る住まいは、どうしても外からの視線が気になります。
そういう時は、あえて閉塞感を出すことでプライベートな空間としての価値を高めるという逆転の発想が生きてきます。

 

塀は高めに、庭を囲むように作ります。
壁から窓まで距離があるので、少し高めの塀でもリビングに差し込む光の量が遮られてしまうほどの圧迫感はありません。
違う角度からの画像を見てみましょう。

白壁が光を反射して、採光は十分です。
隣家が近い場合は、中庭で空間にワンクッション置くことで、屋外を気にせずに過ごせるくつろぎのリビングが仕上がります。
庭を包むように作られた壁が、外の視線と、道路を走る車の音や話し声などの騒音も遠ざけてくれます。

 

写真では砂利を敷いていますが、中庭をウッドデッキにするのも暮らしに遊び心がプラスされておすすめ♪
リビングと同じ高さにウッドデッキを作れば、素足でそのまま外へ出られますし、敷地内にいながら、外の風や光をゆったりと感じられる解放的な空間が生まれます。

 

中庭にガーデンテーブルを出して、休日のブランチやバーベキューを楽しんでいるご家族も多いようですよ!

 

◆中庭は、敷地を広く使えるおすすめアイディア

間取りでよく相談をいただくのは、リビングの広さです。
家の性能が高くなっている今はLDK一体型の間取りが増えて、以前に比べると広めのリビングが作りやすくなりました。

 

それでも、敷地面積から考えられる割合を超えてリビングだけを広くすると、玄関やバスルーム、洗面室などとのバランスが悪くなってしまうことも。
リビングを広くすることでかかるコストも見逃せません。

 

それならば、リビングと高さを合わせて6畳ほどの広さのウッドデッキを作るほうが、コスト面でもスペースの活用としてもおすすめ。
屋根や壁にかかるコストは抑えられますし、窓を解放すれば、リビングに6畳分のスペースがプラスされて、広さとしても十分です。

 

ウッドデッキは、育ち盛りのお子さまがのびのびと過ごせる空間にも早変わりします。
近くに公園がないエリアでも、お友達と一緒に遊べるちょうど良いサイズの遊び場として使えて安心です♪

 

もしも庭の作り方で悩んでいるなら、中庭のアイディアを取り入れてみても良いかもしれません。
建売住宅を検討する際にも、庭の様子をチェックして、どんな風にそこで過ごせるのか、どんな使い方ができそうかを想像してみてくださいね。
違う角度から、家の居心地の良さを発見できると思います♪

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