
こんにちは。Dworks homeです。
平屋の注文住宅を考えるとき、「明るいリビングにしたい」「でも外からの視線は気になる」「カーテンを閉めっぱなしの暮らしにはしたくない」と感じる方は多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、Dworks homeのルームツアー動画で登場した、滋賀県北部に建てられた20代ご夫婦の平屋です。外観は窓を抑えたすっきりとした佇まいで、外から室内の様子がほとんど見えません。一方で、室内に入ると中庭からやわらかな光が入り、カーテンがなくても心地よく過ごせる空間になっています。
この記事では、「外からは閉じ、内側には光を開く」という考え方をもとに、カーテンのいらない暮らしを叶える中庭と窓計画について解説します。
- 外から見えにくいのに、室内が暗くならない平屋の考え方
- カーテンレスな暮らしを叶える中庭と窓配置のポイント
- ホテルライクな空間で、視線・光・コストを整える方法
外から見えないのに明るい平屋はつくれる?
結論から言うと、外から見えにくく、室内は明るい平屋はつくれます。ただし、単純に窓を減らすだけでは、室内が暗く、閉塞感のある住まいになってしまいます。
大切なのは、道路や隣家に向けて大きく開くのではなく、光を取り込む方向を設計でコントロールすることです。
今回の住まいでは、外周部の窓を必要最小限に抑えながら、家の内側に中庭を配置しています。外から見ると閉じた印象ですが、室内では中庭に向かって視線と光が抜けるため、暗さを感じにくい構成です。
平屋はワンフロアで暮らしが完結する一方、敷地条件によっては道路や隣家との距離が近くなりやすい建て方でもあります。だからこそ、どこに開き、どこを閉じるかを最初に整理することが重要です。
カーテンのいらない暮らしを叶える中庭と窓計画
ルームツアー内でも印象的だったのが、約4畳半から5畳ほどの中庭です。中庭から上部の光を取り込み、そのやわらかな光がリビングを照らすように計画されています。
カーテンレスな暮らしは、単に「カーテンをつけない」という話ではありません。外からの視線、隣家との位置関係、光の入り方、室内から見える景色を整えた結果として、カーテンを閉めなくても過ごしやすい状態をつくることです。
- 視線: 道路、隣家、駐車場、人通りから室内が見えにくいか
- 採光: 窓を減らしても、上部や中庭から光を取り込めるか
- 庭の位置: 外に庭を出すか、内側に中庭をつくるか
- 室内の見え方: 窓まわりが空間のノイズにならないか
- 暮らし方: 朝・昼・夜にどこで過ごす時間が長いか
カーテンが必要な窓ももちろんあります。ただ、すべての窓にカーテンを前提にするのではなく、設計段階で視線と光を整理しておくと、暮らしの心地よさも空間の美しさも大きく変わります。

外に閉じて、内に開く。プライバシーと採光の両立
今回の平屋は、外観から見ると窓が少なく、室内が暗いのではないかと感じるほど閉じた印象があります。しかし、室内に入ると中庭に向かって視線が抜け、リビングには自然光が届きます。
このような設計は、住宅密集地や道路沿いの敷地でも有効です。大きな窓を道路側に取ると、せっかく明るくしても日中からカーテンを閉める暮らしになってしまうことがあります。結果として、光を入れるための窓が、暮らしの快適さを下げてしまうこともあるのです。
一方で、中庭や内側の開口を活用すると、外からの視線を抑えながら、家族だけが楽しめる光や景色をつくることができます。これは、平屋の落ち着きやホテルライクな雰囲気とも相性のよい考え方です。
ホテルライクな空間でカーテンをなくすメリット
ホテルライクな空間をつくるとき、カーテンは意外と難しい要素です。色、素材、ヒダの出方、レールの見え方によって、空間の印象が大きく変わります。
もちろん、カーテンそのものが悪いわけではありません。ただ、今回のようにグレーや石目調、木の素材感で整えたLDKでは、窓まわりの要素が増えるほど、空間の静けさが崩れやすくなります。
カーテンレスにできる窓計画には、次のようなメリットがあります。
- 空間がすっきり見える: 窓まわりの布やレールが少なくなり、余白がきれいに見える
- 光が入りやすい: 日中にカーテンを閉める必要が少なく、自然光を活かしやすい
- コストを調整しやすい: 上質なカーテンやブラインドにかかる費用を、他の設計や素材に回せる場合がある
- 暮らしが整いやすい: 開け閉めの手間が減り、室内の印象も保ちやすい
動画内でも、良いカーテンを選ぶと費用が大きくなること、ホテルライクな空間ではカーテン選びが難しいことに触れています。だからこそ、最初から「どの窓に何が必要か」を考えることが、デザインと予算の両方に効いてきます。
Dworks homeが大切にしている窓計画の考え方
Dworks homeでは、窓を「大きければよいもの」として考えるのではなく、暮らし方、敷地、外構、室内の見え方まで含めて計画します。
明るい家にしたいからといって、すべての面に大きな窓をつける必要はありません。むしろ、どこから光を入れるか、どこからの視線を避けるか、どの景色を切り取るかを整理することで、落ち着きのある住まいになります。
今回の平屋のように、外からは静かに閉じ、内側には中庭を通して光を開く設計は、プライバシーを守りながら上質な暮らしを叶えるひとつの方法です。
滋賀・京都で平屋や中庭のある注文住宅を検討されている方は、土地の広さだけでなく、周辺環境や視線の抜け方も含めて考えてみてください。窓計画が整うと、カーテンに頼りすぎない、心地よい暮らしが見えてきます。
よくある質問(FAQ)
- Q. カーテンのいらない家にすると、夜に室内が見えませんか?
- A. 窓の向きや高さ、隣家・道路との関係を設計段階で確認することが大切です。中庭や壁で囲まれた開口を活用すると、夜でも外からの視線を抑えやすくなります。
- Q. 外側の窓を少なくすると、室内は暗くなりませんか?
- A. 窓を減らすだけでは暗くなる場合があります。中庭、吹き抜け、高窓、室内の反射光などを計画し、どこから光を入れるかを整理することで、外に閉じながら明るさを確保できます。
- Q. 中庭のある平屋は、どれくらいの敷地が必要ですか?
- A. 必要な広さは、建物の大きさ、駐車台数、庭の取り方、地域の建ぺい率によって変わります。動画で紹介した住まいは、約57坪の敷地に約30坪の平屋を計画し、駐車スペースも確保しています。
- Q. カーテンレスにすると費用は下がりますか?
- A. カーテンやブラインドの費用を抑えられる場合があります。ただし、中庭や外構、窓の種類などに費用がかかることもあるため、全体の予算の中でバランスを見ることが大切です。
- Q. 滋賀・京都で平屋を建てる場合、中庭は相性がよいですか?
- A. 周辺環境によりますが、道路や隣家からの視線を抑えたい敷地では有効な選択肢です。採光、風の抜け方、外構計画と合わせて考えることで、平屋らしい落ち着きと開放感を両立しやすくなります。
お問い合わせ
外からの視線を抑えながら、明るく心地よい平屋を建てたい方は、土地の条件や暮らし方に合わせて窓計画を一緒に整理していきましょう。
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動画内では、外から室内が見えにくい外観と、室内に入ったときの明るさのギャップが紹介されています。外に対してはプライバシーを守り、内側には中庭を通じて光を開く。この「閉じ方」と「開き方」のバランスが、カーテンのいらない暮らしにつながっています。