こんにちは!D-worksです。
土地によっては、購入後に加工しなければならない場合があることをご存知ですか?
失敗しない土地選びのために、気をつけたいポイントをご紹介します!
◆注意ポイントは「宅地造成されていない土地」
(建売住宅:大津市赤尾町)
家づくりのために不動産会社から紹介される土地は「宅地」です。
宅地とは、住宅を建てるために売買される土地を指しています。
しかし、「宅地=宅地造成された土地」とは限らないところが、本日の注意ポイント。
公園や田畑、森林など、かつて建物を建てた経歴がない土地でも、建物の敷地として使用するために売り出すのなら「宅地」と明記することになるため、中には整地されないままで販売されている場合もあるのです。
こういった土地は購入後に工事をしなければならず、土地価格とは別に加工代が必要になります。
親族から相続した土地に家を建てる際も、宅地造成されていなければ工事を行わなければなりません。
そして、造成費が想像以上にかかるケースが、少なからず発生しています。
◆宅地造成はいくらかかる?
宅地造成にかかる費用は現地の状況によって異なります。
凸凹しているのか、大きな石が埋まっているのか、根が張っている木や雑草に覆われているのか。
水はけが悪い土地や、周辺との高低差が大きい場合にも造成が必要です。
また、以前は建物が建っていた場所であっても、建物やその基礎が残されている場合には整地しなければなりません。
工事の内容によって、安ければ数十万で済む場合もありますが、土地を掘り返したり土を運んで来たり、掘り返して出てきた残骸を処理したりする必要があれば費用がかさみます。
宅地造成の整地費はエリアによって若干異なりますが、おおむね1㎡/700円が一般的です。
加えて、伐採・抜根費/1,000円、地盤改良費/1,600円、土盛費/6,600円、土止費/69,000円(いずれも1㎡あたり、2023年京都府の設定額)がそれぞれかかります。
敷地面積や工事内容によっては数百万円かかることも多く、予定外の出費で建物の建築費用を圧迫してしまう場合も。
土地探しはプロと一緒に行うことが理想的だとD-worksが繰り返しお伝えしているのは、このためです。
プロが法的な面からも確認することで、思わぬ出費やトラブルを避けることができます。
D-worksでは、お客さまがご自身で見つけた土地に同行して、見極めを行うサポートもしています。
「この土地、家を建てるのにはどうかな?」と疑問に思うことがあれば、お気軽にご相談ください。