LIFE no.174 住宅ローンは、固定金利と変動金利のどちらを選ぶべき?2023.08.24

こんにちは!D-worksです。
住宅ローンを利用する際に、金利で悩む方も少なくありません。
固定金利と変動金利の違いについて理解しながら、どちらを選ぶかを検討してみましょう。

 

◆固定金利と変動金利は、どう違う?

そもそも、固定金利と変動金利とは、どんな違いがあるのでしょうか?
固定金利は、さらに2種類のタイプに分かれます。それぞれの制度を見てみましょう。

 

●固定金利:借入れ時より、あらかじめ定められた期間中は、固定した金利でローンを返済すること

 

・全期間固定金利型
ローンの全期間の支払いを、固定金利で支払うタイプです。
市場の金利が変動して場合でも、金利も返済額も変化しません。

 

・固定金利期間選択型
借り入れの際に一定期間(3年、5年、10年など)を決め、その期間中は固定金利で返済するタイプです。
固定期間が終了した後の対応は金融機関ごとに異なります。

 

●変動金利型
市場金利の変化を受けて、半年ごとに金利を見直すタイプです。
低金利が続けば返済額が低く抑えられ、金利が上昇すれば高くなります。

 

◆上手な住宅ローン金利の選び方は?

(施工事例)

 

それぞれのメリット・デメリットは、常に市場金利の変動に影響されます。

 

固定金利は最初に決めた金利が続くため、借入れ時よりも市場金利が高い時に得をします。
逆に低く推移すれば、市場より高い金利を払い続けることになりデメリットを感じやすくなるでしょう。

 

変動金利は、市場価格が低く推移する時にメリットを感じ、高くなればデメリットが大きくなる可能性があります。

 

市場金利の先行きを読む力があればメリットが高い方を迷わず選べるのですが、予測はプロでも難しいもの。
金利選びは、「月々返済していける額」を基準に考えるほうが分かりやすくなるでしょう。

 

検討ポイントは以下の3点です。

 

・支払う利息を安く抑えたい時
→低金利ローン(金融機関独自の低金利ローン等の検討)、固定金利や期間選択型よりも金利が低い変動金利

 

・借入期間が長い場合、または自己資金が少なく借入額が多めな場合
→全期間固定型金利(市場金利が上昇した際に影響を受けにくいため)

 

・借入期間が短い場合
→固定金利期間選択型(将来の金利上昇の影響を抑えつつ、固定金利のメリットが得られる)

 

実際には、返済期間中に収入が増える可能性もあれば、転職して経済状況が変わることもあるかもしれません。
現在の状況だけで絶対に正しい選択をするのは、とても難しいことです。

 

住宅ローンは、夫婦や同居の親子で組めるペアローンやリレーローン等もありますから、長い目で見て無理のない返済額はどれくらいかを考えながら、ご自身に最適な金利を考えてみましょう。

 

金利の選び方や住宅ローンの選択で迷った時は、D-worksのスタッフにも相談してみてくださいね。
安心してマイホームを購入できる最善のプラン作成を、心を込めてお手伝いします。

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