こんにちは!D-worksです。
土地の中には、他よりも安く売り出されている「旗竿地」というものがあります。
旗竿地とは、敷地と道路の間に距離があって、細い路地でつながっているような敷地のこと。かなり特徴的な変形地ですが、条件さえ合えば、良い買い物になるかもしれません。
◆旗竿地のメリット
旗竿地最大のメリットは、土地単価の安さです。
予算内である程度の広さを確保したい場合に、あえて旗竿地を選ぶ人もいるようです。
また、車道から離れて静かに過ごしたい人にも向いています。
道路に面した家は車や人の往来が気になるものですが、その点もクリアできます。
外構のデザインにあまりお金をかけたくないなら、人目につかない奥まった場所ですから、外装にかかる費用を抑えて内装に回すことができるため好都合とも言えます。
よく歩くようになった小さなお子さまが、ちょっと目を離した隙に道路へ飛び出すリスクも緩和できます。
路地を通る間に引き止められれば安心ですし、路地部分を遊び場として整えておけば、遊ぶために道路に出て行く回数を減らせるはず。
路地部分にある程度の広さがあるなら、お子さまの遊び場や駐車スペースなど、さまざまに活用できて、意外と便利な面もあります。
◆デメリットは土地の活用方法で改善を
路地部分が細すぎる旗竿地は、人が通行する以外の用途で使えない無駄な土地部分が生じて、そこがデメリットになりがちです。
駐車スペースが確保できないと別に駐車場を借りなければならず、余計な費用がかかります。
車から玄関までの距離が長いと、雨や雪など、天候が悪いときの行き来もしづらいですね。
背が高い建物に囲まれていると、日当たりが悪くなる点にも注意が必要です。
旗竿地の購入を検討する場合は、駐車スペースが確保できるか、周囲の建物の高さや日当たりなど、暮らしに必要な点をしっかりとチェックしておきましょう。
状況によっては再建築不可の場合がありますから、長く暮らせる土地を探したいなら、先々も考えて確認を。
デメリットを減らしたい場合は、路地部分の活用で改善しましょう。
D-worksは住宅建築&不動産のプロとして、建築が難しいと思われがちな変形地の建築相談や、土地さがしそのもののご相談もお受けしています。