WORK no.69 本気の高性能住宅を建てる。湿気や水で劣化しない「強い断熱材」とは2022.07.19

こんにちは!D-worksです。
高断熱という言葉が一般に広く知られるようになって、性能の良い住宅が増えました。
これはとても良いことですが、断熱材の種類によって劣化のスピードが違うことをご存知ですか?
本日は、水に濡れても劣化しない、本当に安心できる断熱材のお話です♪

 

◆よく使われる断熱材・グラスウールの弱点は「水に弱いこと」

家にとってとても重要な要素のひとつ、「断熱性」
グラスウールやウレタンといった、熱を伝えにくい素材を基礎部分に使うことで、断熱性を高めます。

 

中でもポピュラーな「グラスウール」という素材は、リサイクルガラスを主原料としたガラス繊維で作られるポピュラーな断熱材。
大量の空気を含む素材で高い断熱性を持ち、軽くて扱いやすいメリットがあります。

 

しかし大きな弱点が。それは「水や湿気に弱い」こと。グラスウールは細かな繊維を重ねて固めているため、隙間に水分が入り込む可能性が高いのです。

 

水分を含んでしまうと、グラスウールそのものが重くなって下へずり落ちて行きます。
ずり落ちた部分は断熱材がない状態になり、断熱機能もそれだけ低下してしまいます。

 

その弱点を防ぐためにD-worksが選んだのが、「水分を吸わない断熱材」でした。

 

◆効果が長く続く断熱材を使用し、手の届く価格でW断熱を実現

画像左はグラスウール、右がウレタンフォームで、水をかける実験を行ったところです。
グラスウールは水を吸収して萎んでしまいましたが、ウレタンフォームは表面が濡れただけで、素材の中には全く影響がありませんでした。

 

D-worksは、この「硬質ウレタンフォーム」を内断熱材として用いています。

 

硬質ウレタンフォームとは、とても大雑把に説明すると、熱伝導率小さいガスを中に封じ込めているプラスチック発泡材です。

 

素材がプラスチックなので水や湿気に強いのはもちろん、ずれの生じにくいボードタイプですから長期間の使用にも耐えて高い断熱性を保ちます。
加えて、外張りの断熱EPS断熱ボードを合わせて、通常なら高額オプションになるダブル断熱を手の届く価格で実現しました。

 

ダブル断熱にすることで、従来の断熱施工では避けられなかった柱と柱の間の隙間を埋められ、一年を通して、小さな電力で快適な室温をキープできる住まいに仕上がるというわけです。

 

高断熱の家は、省電力で光熱費のコストダウンができて環境にもやさしく、何より体にかかる気温差や室温差の負担を軽減してくれます。
家の中がいつも適温であれば、夏に注意が必要な熱中症のリスクも回避できますよ!

 

エアコン1台で毎日を快適に暮らせる高性能住宅の住み心地を試してみたいときは、国分モデルハウスの宿泊体験もご案内できます♪
どうぞお気軽にお問合せください。

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