WORK no.156 安さでなく、高さでなく。お家は質で判断したい2023.06.15

こんにちは!D-worksです。
お家を「安さ」だけで選ぶと、消耗品を買う時の目線になる危険性があります。
どうして日本の家が20年、30年という短命なのか?
その答えは、「安さ」にありました。

 

◆家は消耗品ではなく、「資産」

(画像は全て、宇治住宅展示場)

 

安くて短命な住宅が多いのは、お家を消耗品として考えていたからです。
昭和の時代はお家の数が圧倒的に少なくて、「早く、安く建てる」ことが最優先されました。

 

日本の経済成長が目覚ましい時代でもあり、「ダメになったら建て替えれば良い」という考え方が蔓延して、耐久性の低い住宅が量産されたのです。

 

日本はものづくりのクオリティが高く、安くて良い消耗品が大量に世の中に出回るようになったことも、安さに対する抵抗感がなくなった理由かもしれません。

 

しかし、お家は家族の暮らしと健康、時に命を守るべきもの。お子さまやお孫さまに受け継いでいく「資産」でもあります。

 

消耗品に対する視点ではなく、家族全員の財産としての価値をしっかりと持つ家を選び、築いていきたいですね。

 

◆では価格が高いほど良い?それも「NO」

D-worksでは、手が届く価格帯の建売住宅から、フルオーダーメイドでお造りする注文住宅まで、幅広い家づくりを手掛けています。

 

同時に、不動産会社として、土地の紹介や見立ても行っています。
だから、お家購入の予算感を常にトータルで把握し、費用を積み重ねていくことをせず、
「予算内でバランス良く考えること」を中心にお話しをさせていただきます。

 

高い機能を持つ設備をあれもこれも詰め込めば、理論的には良い家にはなります。
でも、それがご家族にとって本当に必要でないものだったらどうでしょう?無駄な出費になるかもしれませんよね。

 

D-worksは、ご家族が快適に過ごせる機能・性能は何かを、お打ち合わせでしっかりと確認します。

 

どんなに便利でも、不要ならプランから外す。
高額な素材で予算オーバーになりそうなら、代替えプランを提案する。
そうやって細かな点まで確認し、「お客さまにとってのベストプラン」を作り上げることを大切にしています。

 

もしも、安すぎる、または高すぎるプランを提案されて疑問や不安を感じた時は、当社にご相談いただいても大丈夫ですよ。

 

◆安すぎる家は、何が違う?経年劣化まで想像を

お家購入は、「安い=良い」という目線ではなく「質の良さ」で選びましょうとお話ししました。
実際に、安すぎる家はどのような点で避けるべきなのでしょう?

 

まず、安く家を建てるためには、安い建築材が必要になります。
工法の選び方も、技術的な要素も簡易なものになり、複雑な工程も避けなければなりません。
インテリアでは、センスの良さや個性を追求しづらくなるでしょう。

 

よくあるトラブルでは、断熱工事費を計上していても、日本の高温多湿に耐えられない安価な断熱材を採用してあり、ほんの数年で家の性能が落ちてしまったというもの。

 

素材の質を落とせば費用は確かに安くなりますが、断熱性が低くなったことで光熱費がかさんだり、短期でのメンテナンスが必要になったりして、結果的に高額な追加費用を払ってしまうことになるのです。

 

素材や工法、性能によっては、10年〜15年を過ぎた頃から、あちこちの修繕が必要になる可能性もあります。

 

臨時の支払いは家計を圧迫するだけでなく、精神的なストレスにもなりかねません。
つまり、お家購入で重要なキーワードは、「品質」と「耐久性」なのですね。
お家探しの際には、この2点を意識して、他と比較したり担当者にしっかり確認したりしながら進めていくことをお勧めします。

 

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