ABOUT US no.163 夏でも快適な家づくり。住宅性能の「C値」って何?2023.07.11

こんにちは!D-worksです。
マイホーム購入を検討し始めた時、「C値」という言葉を見かけたことはありませんか?
家の大切な機能を示しているのですが、ちょっとわかりづらいですよね。
本日は、C値の意味を分かりやすく説明しながら、その大切さについてお話しします♪

 

◆「C値」が示すのは、家の隙間の少なさ

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「C値」が示すのは、家の気密性能です。
気密性能とは、住宅を建築する際にできてしまう隙間を、できるだけ減らすことです。

 

隙間が多い家は、夏暑く、冬寒くて暮らしにくい家になります。
外の熱が家に侵入しやすく、室内の熱が外に逃げやすくなるからです。

 

エアコンのない時代には、隙間を多くすることで夏の熱気と湿気をやわらげていました。
それはカビ対策と、食品が痛むのを防ぐために考えられた対応策です。

 

しかしエアコンが日常的に使われるようになると、隙間があればあるほど、エアコンの効きを邪魔してしまい、逆効果になったのです。

 

エアコンが効かない家は、設定温度をどんどん下げるので電気代も上がります。
そのような効率の悪い建物を減らして、人が住みやすく、環境にも配慮しましょう、という考えからスタートしたのが、現在の高性能住宅やZEH(ゼッチ)の家づくりの取り組みなのですね。

 

◆C値は、数値が低いほど気密性が高くて良い家になる

それでは、具体的にC値の数値の見方を確認していきましょう。
C値で示されている数値は、隙間の大きさを表します。
つまり、数値が低いほど、隙間が少なくて気密性の高い「良い家」になります。

 

例えば、D-worksの建てる住宅は、「C値=0.5以下」にこだわっています。
一般的な住宅の標準値が「C値=5.0」ですから、隙間の総面積は10分の1。

 

これがどれくらいの面積かと言うと、ハガキ1枚の約半分に相当します。
C値=5.0では、ハガキ約5枚分の面積の隙間が、家のあちこちに空いているのですね。
それではエアコンの効きが落ちてしまうのも仕方ありません。

 

雨が多い時期は家の中のあちこちでカビが発生しますね。
これも隙間が多い家の特徴と言えるでしょう。

 

カビは、見えるところだけに生えるのではありません。
お部屋の壁の裏側と外壁の間にある隙間の中や、家の基礎部分、屋根裏などに大量発生することもよくあります。

 

気密性の高い家は、湿気の侵入を大きく抑制して、カビの発生を減らすこともできるため、家そのものの寿命も延ばせるようになりました。

 

D-worksの家は、断熱機能にもこだわって、湿度が高い季節に結露が発生しても性能が落ちない断熱材を採用しています。

 

窓のサッシにも断熱性の高い素材を用いて、大きな窓のそばでも、暑すぎたり、寒すぎたりすることなく過ごせるように配慮しています。

 

「気密性+断熱性」が高い家は、エアコンの使用頻度を減らしても十分に快適。
C値=0.5以下の家の心地良さが気になった方は、ぜひモデルハウスでご体感ください!
高性能住宅のモデルハウス見学をご案内します♪

 

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