LIFE no.199 【家づくりのヒント】断熱工事は、床下が大事!2023.12.05

こんにちは!D-worksです。

快適に、長く暮らせる家をつくるには、断熱性能を高めておくことが大切です。
壁や天井はもちろんですが、実は床下の断熱工事がとても大切!

床下の断熱で、どんなことが変わるのか、本日はわかりやすくご説明しましょう♪

 

◆なぜ床下に断熱工事が必要なの?

古い木造住宅で足元だけが冷たく感じられるのは、床下の冷気が上がってきているからです。
なぜ、そんなに冷たい空気が床下から上がってくるのでしょう?

戸建て住宅の床下は、湿気がこもりやすい特性があり、放っておくと、柱の根元にカビが生えたり、害虫が発生したりして、基礎そのものが傷む可能性があります。

そのため、多くの家では基礎部分に通風口を設けて、床下に風を通しています。
これが、床下から冷気が上がってくる大きな原因。

暖気は上昇し、冷気は下に溜まる特性がありますから、エアコンの温度を高めに設定しても、足元まで十分に暖めるのは難しいのです。

床下の断熱工事は、下から上がってくる冷気をシャットアウトするための工事です。

隙間を防ぎ、断熱材を入れることで、冷気と湿気が室内に侵入するのを防ぎます。

 

◆床下断熱で、人と家の健康寿命を支える


(建売住宅:草津市木川町)

床下にしっかり断熱工事を施すことで、毎日の暮らしにいろいろなメリットがもたらされます。

まず、人の健康を守るメリット。
床下の冷気が上がってくる家は、暖房機器のある部屋とない部屋の温度差が大きく開いてしまいます。

暖かい場所から寒い場所へ移動すると血管がギュッと縮まり、再び暖かな場所へ戻ると血管が広がって、血圧が大きく上下することはご存知ですか?

冬場の寒いお風呂やトイレで脳卒中や心筋梗塞などが起きやすいのは、室温の変化に伴う血圧の急な変動が原因だと言われています。

床下断熱をしっかり入れて、室温の差を少しでもやわらげることで、血圧変化に起因する病気の回避につながるのです。

 

そして、家の健康を守るメリットは、湿気による被害を抑えられること。

木造住宅にとって、湿気は大敵。見えない内壁に結露が発生すると、基礎部分の木材を侵食してしまいます。
断熱工事で、木材の腐食を防ぎましょう。

 

断熱材にはさまざまな種類がありますが、D-worksでは水分に強い発泡プラスチック系の断熱材を使用しています。

さらに、小さな隙間も生じないようにコーキングという処理を施して、断熱性をさらにアップ。
雨や雪による外からの水の侵入も防いで、床下からの冷えをガッチリと食い止めます。

普段はあまり意識しない床の下の寒さですが、快適な家を建てるには不可欠な要素です。

 

ご不明なことがあれば、お気軽にD-worksのスタッフにお尋ねください。
高断熱・高気密住宅を手がけるプロとして、わかりやすく丁寧にご説明します。

 

 

一覧へ戻る