WORK no.28 【家づくりの流れ vol.6】土地契約から地鎮祭まで、大切な土地の説明を丁寧に行います2022.02.10

こんにちは!D-worksです。
家づくりの流れの中でも複雑で分かりにくい住宅ローンの説明を、3回に分けてお伝えしてきました。
本日は、住宅ローンの事前審査と同時並行で行っていく土地契約から、土地のお引き渡し(地鎮祭の執り行い)までの流れをご説明します。

 

◆住宅ローン審査申し込みと並行して、土地契約とプランの確定を

住宅ローン事前審査を申し込む段階で、土地の契約締結を進めます。
ここで必要なのは、住宅ローンの事前審査に通っていること。

 

住宅ローン編でご説明したように、土地だけの購入に対しては住宅ローンが使えません。注文住宅を購入する場合は、この時点でつなぎ融資や土地先行融資の手続きを行うのですが、申し込み時に建物にかかる概算見積もり等が必要になるため、完成を想定しておおよその総額を割り出します。

 

もちろん、その時点で出した総額が決定となるわけではありません。
ここからが、家づくりのお打ち合わせ本番。デザインや間取りのご希望を掘り下げながらコスト面でも納得できる内容へと近づけて、プランの確定を行います。

 

ゼロから作り上げるお打ち合わせの作業は、お客さまにとって大変なこともありますが、理想のマイホームへ近づく実感を持てる楽しいひとときでもあります♪

 

◆建物・工事請負契約から土地のお引き渡しへ

建物・工事請負契約は、「間違いなく建物を完成させますよ」という契約書。いよいよ家を建て始める準備が整います。
契約についての詳細が記されていますので、内容で気になることがあれば担当者にご確認ください。

 

契約後、行政への手続きを進め、土地のお引き渡しをいたします。
この時、ご希望があれば「地鎮祭」を執り行います(義務ではないので、行うか行わないかは自由です)。

 

地鎮祭とは日本の伝統的な風習で、土木や建築の工事を行う前に「工事が無事に終わりますように」と、土地を守っている神様(産土の神)に挨拶し、安全を祈願する儀式。

 

あくまで儀式ですが、土地の鎮めを祈願することでお施主さまや工事関係者の気持ちを整えることにもつながるので、「やって良かった」とおっしゃるお客さまも。

 

地鎮祭を行う場合は、お施主さまと当社の担当者が立ち会い(現場監督など、工事の関係者が立ち会うこともあります)、この時に工事の工程表をお渡しします。

 

◆大切な土地だから、きちんとお伝えしたいことがあります

工事の工程表を見ながら、その土地に立って関係者とお話しすることで、きっと「これから本当に家が建つんだ」という実感を持っていただけるのではないでしょうか。

 

着工するにあたって、私たちが大切にしているポイントに「土地の高さ」があります。
この点だけは、どうしても説明だけでは伝わりづらいため、地鎮祭のタイミングなどで、実際にどれくらい土地が盛られて高くなるのかを具体的に示してご説明をしています。

 

土地が高くなることによって、車高が低めのお車は出入りがしづらくなる可能性がありますし、もしかしたら楽しみにされているお庭の使い方に影響が出るかもしれません。

 

完成してから「しまった」とならないためにも、事前にきちんとお伝えして、支障が出そうなら速やかにプランに反映させることも、当社のモットーのひとつなのです。

 

完成したときの土地の高さまで説明する営業担当者は少ないかもしれません。
しかし完成後に出入り口の修繕などが発生すると、時間も手間も、そしてコストも余計にかかります。

 

お客さまにデメリットを与えないためにも、大切な土地の説明は、きちんとさせていただいております。

 

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